朝は時間がないから夜干ししたい、家族が多く、天気の悪い日にも洗濯は欠かせない、という方に、ホスクリーンはとても便利です。しかし、設置場所の特性や広さ、洗濯物の量などをきちんと踏まえておかないと、せっかく設置しても上手に使いこなせません。 本記事では、ホスクリーンの設置に際して起こりがちな失敗を例示し、その対処法や設置の際に気をつけたいポイントなどについて解説します。

ホスクリーンの取り付けでよくある失敗例


とても便利なホスクリーンですが、取り付けに失敗してしまうと、途端に扱いづらいものになってしまいます。よくある失敗例を紹介しますので、設置場所などを考えるときの参考にしてください。

使い勝手の悪い場所につけてしまった

最も多い失敗が「設置場所の選択ミス」です。

たとえば、多くの家庭が洗濯機を設置する洗面所に、ホスクリーンを取り付けたとします。洗濯機から取り出した洗濯物をそのまま干せるため、一見便利な気がしますが、晴れの日は外干しをしているという家庭の場合、急な雨などで洗濯物を取り込もうと思っても、洗面所から物干し場が遠く、すぐに対処できません。

また、雨の日にリビングに洗濯物が干しっぱなしになっていると気になるため、廊下にホスクリーンを取り付ける、という場合もあります。この場合、廊下の真ん中に取り付けてしまうと、洗濯物がかかっている日は廊下の行き来がしづらくなってしまいます。

また、風通しがよく日当たりも抜群な2階を選択するという方もいます。しかし、普段は1階で外干ししているという家庭である場合、急な雨で取り込んだ洗濯物を抱えて階段を上がるのに苦労してしまいます。

普段どこに洗濯物を干すのか、どのように家族がその場所を使うのかを考慮して、設置するようにしましょう。

洗濯物の量が想定より多過ぎた

家族の構成人数によって、洗濯物の量にはかなり差が出ます。また、スポーツをやっている家族がいる、服を汚しやすい幼い子どもが複数いるなどの場合も、大量の洗濯物が出やすくなります。

ホスクリーンの耐荷重は、ひとつがおよそ8kgです。1対設置して物干し竿を通して使うと考えると、16kgまでは対応可能という計算になります。もしもこれを超える洗濯物を干すとなると、ホスクリーン1対では対応できません。

また、ホスクリーン1対でぎりぎり対応可能な重量の洗濯物だとすると、1本の物干し竿にぎゅうぎゅうに洗濯物を吊るすことになります。これでは風通しが悪く、洗濯物が乾きにくくなってしまいます。

毎日どのくらいの洗濯物が出るのか、設置する場所や数についても考えておく必要があります。

物干し竿を外しづらい

ホスクリーンをその都度片付けることなく、物干し竿も差しっぱなしにしておいても問題ありませんが、来客があるときなど、隠しておきたいという状況もあるでしょう。このときに、伸縮できる物干し竿でない場合、取り外すために余分なスペースが必要になります。

この手間が面倒で、結局ホスクリーンは出しっぱなし、という方も多いようです。このような状況が予想されるなら、最初からスポット型ではなく、天井埋め込み型や昇降型のホスクリーンの設置を検討しましょう。

ホスクリーンを失敗せずに取り付けるには?

ではホスクリーンを失敗せず、有効活用できるよう設置するには、どこに気をつければよいのでしょうか。4つのポイントについて解説します。

家事動線を考える

ホスクリーンを設置するには、実際に使う場面を想像してシミュレーションすることが大切です。洗濯機から洗濯かごを持っての移動距離、洗濯物を干す場合の高さなどについて、実際に体を動かして考えてみましょう。

また、洗濯物を干した後、それらが邪魔にならないかどうかも重要です。ホスクリーンは、使わないときは取り外したり収納しておけますが、お天気の悪い日が続いたりすると、何日も洗濯物がかかりっぱなしになるものです。

そういう状況も踏まえて、ずっとあっても生活の邪魔にならない場所、洗濯物が乾きづらくない場所を選ぶなど、適した場所を吟味する必要があります。

普段の洗濯物の量をチェックする

毎日使うわけではないとしても、いざという時、すべての洗濯物をかけられないと意味がありません。いつでもその状況がきてもよいように、普段の洗濯物の量をチェックして、ホスクリーンが何対必要なのか、考えておくようにしましょう。

取り付けスペースを考える

取り付ける位置やそのスペースの広さも大切です。たとえば、洗濯機の上にホスクリーンがあると、洗濯機から出してすぐに干せるのでとても便利です。しかし、物干し竿の高さには十分注意して設置しなければなりません。

ただ単純に背の高さに合わせて設置すると、実際に重たい洗濯物を持ち上げる際に、体に負荷がかかりすぎてしまいます。できれば目線より少し上くらい、干す時の動作まで含めてチェックするようにしましょう。

また、洗濯物を干しきったときに端が壁にあたってしまう、ピンチハンガーを目一杯伸ばせないなど、意外と見落としがちなポイントです。いつもの洗濯物を実際に干す動作、干した後のことなども入念にシミュレーションしておく必要があります。

洗濯物の乾きやすさをチェックする

最後のチェックポイントは「環境」です。洗濯物を干すことができても、乾きづらい場所だと本末転倒です。

おすすめなのは風通しの良いリビングやエアコンの近くです。また、太陽光と風の力が期待できる窓の近くも良いでしょう。どうしても奥まった洗面所や狭い部屋などを使いたい場合は、除湿機や乾燥機の設置も視野に入れておきましょう。この場合は、フル稼働した際の光熱費も忘れずにチェックしておきましょう。

ホスクリーンの取り付けに失敗してしまった際の対処法


入念にチェックして設置したつもりでも、想定していなかった事態が起こったり、状況が変化したりすることが考えられます。もしもホスクリーンの設置を「失敗した!」と思ってしまった時の対処法を紹介します。

取り付け直す

天井にネジで止めつけるタイプであれば、比較的取り外しは簡単です。設置場所を変更しましょう。取り付けた場所が使いにくかった場合は、位置をずらしたり、ほかの場所に付け替えるのがおすすめです。

家事に関わる機器は、何より使い勝手が大事です。使いにくいと思いながらだましだまし使うより、思い切って快適に使える場所へ変更しましょう。

増設する

単純にホスクリーン1対では、家庭の洗濯物を干すのに足りなかったという場合は、増設することをおすすめします。

また、移設したいと思った場合でも、天井に埋め込み式で設置したホスクリーンの場合、工事はかなり大掛かりになってしまいます。この場合も、無理に移設することはせず、天井取り付け型のホスクリーンの増設がおすすめです。

ホスクリーンはDIYできる?

ホスクリーンを天井に設置するという作業自体は、それほど難しいことではありませんので、DIYすることは可能です。しかし、ホスクリーンのように、ある程度重量があるものをぶら下げる機器は、天井の頑丈な部分に設置しないと、すぐにネジごと落ちてきてしまいます。

具体的には、天井の薄い板天井や石膏ボードを避けて、下地のある部分を探すことになります。もしも希望する場所に下地がない場合は、下地をつくる作業も必要でしょう。この点において、やはり素人では建築構造に理解がない分、難しくなってしまいます。

下地探しや下地づくり専用の工具を買ってDIY、ということもできなくはありませんが、結局なんだかんだと費用がかかったうえに、知識がなく失敗してしまうということも考えられます。

ホスクリーンの設置には、多少の費用がかかっても、業者に依頼することをおすすめします。一般的な業者であれば、ホスクリーン本体を含めて3万円前後で設置が可能です。

まとめ


ホスクリーンは部屋干しに大変便利です。設置場所や広さ、家事動線などをきちんと踏まえて設置すれば、生活を効率よくまわすための頼もしいパートナーとなってくれるでしょう。

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