念願の新築住宅が完成したものの、すぐに床が傷ついたり汚れたりしないか、不安に思うのではないでしょうか。

そんなお悩みにおすすめなのが、フロアコーティングです。

フロアコーティングを入居前にすれば、家具・家電の搬入のときも傷がつく心配がなく、長く新築同様のフロアを保てます。

フロアが傷つくのを避けたいとお考えなら、この記事を読んでフロアコーティングの利点や、効果について学びましょう。


新築住宅におけるフロアコーティングの利点

新築住宅において、フロアコーティングする利点は、以下の通りです。


  • 入居前に施工を終わらせられる
  • 家具・家電を置く前なら余分な費用がかからない
  • ワックスの剥離や傷の補修などが必要ない
  • 入居前しか受け付けない業者に依頼できる
  • 施工費用を住宅ローンに組み込める

以下より、それぞれの利点について詳しく解説していきます。

入居前に施工を終わらせられる

引越しの際に、必ず家具や家電を搬入しますが、どんなに注意していても搬入時の傷ができてしまうケースがあります。

こういった傷を防止するには、入居前にフロアコーティングを行うのがおすすめです。

傷ができてしまった場合、部分補修で傷をカバーしますが、表面に化粧板やシートを貼っている突き板やシートタイプのフロアは、傷が深いとベースの板部分が見えてしまいます。

せっかくの新築のフロアにもかかわらず、入居前に見栄えが悪くなったのでは、気持ちも沈んでしまうでしょう。搬入時の思わぬ事故を確実に防止するなら、フロアコーティングの施工を検討がおすすめです。

家具・家電を置く前なら余分な費用がかからない

入居後にフロアコーティングを施工する場合、フロアの上にある家具・家電を移動する必要があります。業者に移動作業をお願いするとプラスで費用がかかりますが、入居前の家具・家電を置く前であれば、移動費用がかかりません。

また、家電のなかには、電源を切ると再設定が必要なネットワーク系の電気機器もあるため、場合によってはネットワークサービスの方に再設定をお願いする必要があります。

移動や再設定まで自分で行えるのであれば問題ありませんが、手間はかかってしまうため、入居前の施工の方がおすすめです。フロアコーティングを検討する際は、タイミングによっての費用の違いについても頭に入れながら進めるとよいでしょう。

ワックスの剥離や傷の補修などが必要ない

フロアコーティングすれば、ワックスの剥離や傷の補修する必要がなく、手間をかけずに安心して暮らせるでしょう。

ワックスは1、2年程度で剥離するため、塗り直しが必要です。また、ワックスは強い薬品であり、塗るたびにフロアを痛めてしまうデメリットがあります。

剥離してくれば傷つきやすくなり、こまめな補修が必要になるため、子どもやペットがいるご家庭では注意しなければいけません。

いっぽうフロアコーティングであれば、一般的に10年以上もつので、長期間にわたり剥離や傷の心配がありません。あまり手間をかけたくない場合は、ワックスよりもフロアコーティングがおすすめです。

入居前しか受け付けない業者に依頼できる

フロアコーティングする際、家具・家電の移動の手間が必要になったり、室内のものを汚す恐れがあったりするため、入居前しか施工を受け付けない業者があります。

また、コーティング剤によっては乾燥に数日必要になる場合もあるので、乾燥しないうちに人が出入りしないでよい面でも入居前がおすすめです。依頼する際の選択肢を増やし、より安く信頼できる業者へ依頼するには、入居前の施工がおすすめなので、事前に検討しておきましょう。

施工費用を住宅ローンに組み込める

フロアコーティングの施工・業者手配を、新築を依頼する会社に依頼すれば、施工費用を住宅ローンに組み込めます。

延床面積が30坪ある住宅のすべてのフロアで施工した場合、約250,000~400,000円かかるため、自己資金から払うのは難しい場合もあるでしょう。

新築住宅への引越しは、家具・家電などの大きなものから、日用品など小さいものまで費用がかさみます。

自己資金に余裕をもたせたいと考えるなら、入居前にフロアコーティングの施工を済ませ、費用を住宅ローンに組み込むのがおすすめです。

フロアコーティングに期待できる効果


フロアコーティングを施工すると期待できる効果は、以下の通りです。


  • 傷がつきにくい
  • フロアの劣化を防ぐ
  • 掃除しやすい
  • シミ防止
  • 滑りにくい

フロアは家のなかで大きな面積を占めるため、傷やシミがついたり、紫外線による変色が起きたりすると、一気に部屋の印象が変わってしまいます。長く綺麗で、新築のような室内を保つために、フロアコーティングの施工がおすすめです。

また、フロアコーティングを施工すると、施工なしのときより滑りにくくなり、子どもやペットがいるご家庭でも安心できます。

フロアが滑りやすいと、転んで怪我をしたり、犬や猫では足を悪くしてしまったりと、健康を害する恐れもあるため注意が必要です。

子どもやペットがいても安心して暮らせる家がよいとお考えなら、ぜひ検討してみてください。

新築住宅におけるフロアコーティングの必要性


フロアの種類別に、なぜフロアコーティングが必要なのかを解説していきます。


  • 無垢フローリング
  • 突き板フローリング
  • シートフローリング

建築中の住宅や、すでに完成した住宅に使っているフロアの種類をチェックし、当てはまる種類の箇所をチェックしてみてください。

無垢材フローリングの場合

無垢材フローリングは、丸太を切り落としてフロアにしたものです。木そのものの質感や、高級感ある雰囲気が楽しめるのが特徴といえます。しかし、木をそのまま使っているため、水や汚れに弱く、製造されたフロアよりも染み込みやすいというデメリットは軽視できません。

フロアコーティングを施工することで、水や汚れへの弱さをカバーできます。無垢材の風合いは楽しみたいものの、汚れが目立つのを避けたいのであれば、フロアコーティングするのがおすすめです。

突き板フローリングの場合

突き板フローリングは、ベースとなる板に、薄い木の板(化粧板)を貼り付けて作られるフロアです。表面の化粧板とベースの板は違うものなので、傷ついた部分が目立ちやすく、部分補修をした跡もわかりやすくなります。

傷つきやすい突き板フローリングは、フロアコーティングで傷を防止する必要があります。無垢材フローリングであれば傷も風合いとなりますが、既製品である突き板フローリングでは不自然になってしまうため、傷がつかないようフロアコーティングした方がよいでしょう。

シートフローリングの場合

シートフローリングはワックスフリーであるのが一般的なので、傷を防止し、綺麗に保つにはフロアコーティングをする必要があります。シートにはもともと汚れにくくするためのコーティングがされていますが、フロアコーティングよりは弱いものです。

突き板フローリングと同じく、ベースとなる板の上に化粧シートを貼っているという構造なので、傷ついた場合、ベースの板が見えて傷が目立ちます。

こだわりのフロアだからこそ、長く綺麗な状態を保ちたいと考えているなら、入居前にフロアコーティングを施工しましょう。

まとめ

新築住宅へ入居する前にフロアコーティングすることで、家具・家電の移動にかかる費用が必要なく、引越しのときの傷もつきません。

・子どもやペットが傷つけないか不安・長く新築の状態を保ちたい・シミや汚れをつけたくないこのような不安や思いがあるのなら、フロアコーティングの施工がおすすめです。住宅ローンに組み込むことも検討しながら、手配を進めていきましょう。

更新日:2023年12月5(火)

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